Press Roomおしらせ

K大学

201705/25

事例紹介

リーダーズキャンプでチームビルディングを体験、チーム運営への学びと気づきを得る

■導入の背景

K大学様では、体育会の幹部交代の時期に、大学公認の17団体のキャプテン・副キャプテン・主務・学年代表を対象にリーダーズキャンプを実施されています。
体育会が掲げる目標は「チームK大学をつくる」こと。大学という大きなチームの一員としてクラブ活動に臨む意識付けが、自分やチームや大学、さらには日本の活躍に貢献する底力を生むと考えていらっしゃいます。
また、同大学では全学生の7割弱が体育会に所属しているため、スポーツによる人間形成も重視。仲間と切磋琢磨しあいながら成長できる環境に身を置くことで、人間性や社会性を磨くことも大切にしています。すべての学生とクラブ活動に対するモチベーションや意義を共有するためには、まずは体育会幹部にそれらを理解してもらうことが不可欠です。こうした背景からも、学生の目標統合の機会となるリーダーズキャンプは、大学運営においても大きな意味を持っていたのです。

■課題と提案

従来のリーダーズキャンプは、毎年監督やコーチが交代で講話を行うというものでした。ですが競技もチーム事情も異なる指導者が持ち回りで話すだけでは、「チームK大学」への意識づけは難しいという課題を抱えていらっしゃいました。
年毎にねらいの軸をぶらすことなくリーダーズキャンプを実施していただくために、弊社から『自己の探求Ⅰ』の活用を提案させていただきました。

このプログラムでは、競技・チームの枠を越えてグループをつくり、さまざまなグループワークを体験。リーダーとしての自分の持ち味に気づくとともに、他の競技やチームへの理解や共感を深めていきます。中でも「課題解決学習」では、各々の持ち味を発揮したり、自分とは異なる考え方をする人の言動にふれたりするため、リーダーシップのあり方について考えるヒントを得ることもできます。こうして自己理解、他者理解を深め、チームビルディングのプロセスを体験することで、体育会としての一体感を醸成。仲間と確かめあえたリーダーとしての自信や自覚をチーム運営にも反映してもらいます。
プログラム終了後にはクラブ毎にアクションプラン(行動計画)を作成して提出。さらに6ヵ月後には中間報告会も開催。アクションプランの進捗状況の共有と振り返りの機会を設け、目標達成への意識を高めています。

■取り組み内容(活用した商品)

・『自己の探求Ⅰ』+アクションプランの報告会
ファシリテーター自身も自らの体験を交えながら学生に語りかけ、リーダーシップやチームビルディングについて考えを深める場づくりを実施。

■お客様からの評価

✔研修後に「自分らしいリーダーシップ発揮への自信になった」、「レギュラーでなくとも、自分の役割を見つけることができた」(自分の存在価値の気づき)、などの声が聞かれた。

✔2014年2月にプログラムを導入して以来、毎年2月に実施。体育会全体の実績や戦績も伸びており、2016年には3つのチームが日本一になった。

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