Press Roomおしらせ
東京農業大学
201708/17
事例紹介
学生が社会に出て、自分の持ち味を活かし、
主体的に「働く」ための足掛かり
■導入の背景
東京農業大学様では、学生が主体性や行動力の大切さに気づくきっかけづくりのために、『自己の探求Ⅰ』を導入いただいていました。
正課カリキュラム「キャリアデザイン」(集中講座)の一環として、履修登録者(主に2年生)が受講。仲間とのコミュニケーションを通して、自己理解を深めたり、主体性を養ったりすることで、就職活動への態勢を整える機会となっていました。
■課題と提案
<より納得感のある就職を目指して>
『自己の探求』の導入から5年。東京農業大学様では「キャリアデザイン」の授業を、コミュニケーション・自己理解・主体性を育むにとどまらず、低学年のうちから社会に出て働くことに自然と目を向けるきっかけづくりにも活用したいと考えていらっしゃいました。
「学生の就職活動を充実させ、納得感のある進路選択をしてほしい」という大学様の要望を受け、弊社ではプログラムの見直しを図ることにしました。
<課題の再設定と新プログラムの提案>
東京農業大学様のご要望を元に、「社会で働くことに対する視野を広げる」という課題を追加しました。
これらを解決するために、『自己の探求』(1日版)+卒業生談話を活かしたグループワークというプログラムを提案させていただきました。
1日目の『自己の探求』では、さまざまなグループワークを通して「他者を自分の鏡にする」ことを体験。それまで意識していなかった自分の内面や思考に気づき、自信を持つことで、主体性や積極性を促進します。さらに、他者と関わるプロセスの中で、コミュニケーションについての学びも深めます。
2日目に卒業生をゲストに招き、仕事について語っていただきます。話してもらう内容は、単なる会社概要や仕事内容だけでなく、働く中で嬉しかったこと、つらかったことなど、表面的な内容に留まらない卒業生の生々しい体験や仕事観をモチベーションの浮き沈みを曲線で描くツールを活用して語ってもらいます。
そのような卒業生の話を聞いて感じたことを仲間とシェアしたり、質問に対して卒業生からフィードバックをもらったりすることで、自分の考えを深め、社会に出て働くことに対しての視野を広げます。
■取り組み内容(活用した商品)
・『自己の探求Ⅰ』
・『自己の探求』(1日版)+卒業生談話を活かしたグループワーク
■お客様からの評価
✔同じ学部のOB・OGの話を聴くことで、自分の将来を具体的に考えるきっかけになっているのではないか。
✔BtoB企業への理解が促進された。
✔職種への理解や視野が広がった。
✔学校の教職員が話す以上に、各OB・OGから語られる「学生生時代にやっておいた方がよいこと」のアドバイスが学生たちには響いているように見えた。